2025年08月17日

知恵泉・カネオくん・歴史街道など告知

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形態であればニイニイ、音声であればヒグラシ。何の話かと言いますと、これは2025年時点の最新「私的セミのランキング」です。ニイニイゼミは、平べったくて可愛い。ヒグラシの鳴き声は夏の暑さを忘れさせるほどに爽やか。しかし、我が家周辺に最も多くいるセミはクマゼミなのでした。・・・あ、いや、クマゼミも嫌いではないのですけども。もちろん、ミンミンゼミもアブラゼミも、晩夏のツクツクボウシも愛らしい。そうそう、みんなよいのです、順位なんか言い始めた私が悪いのです、御免ね。などという自己完結。

1. NHK Eテレ「知恵泉」(2025年8月19日・26日放送)に出演予定

珍しくテレビ出演告知です。NHK Eテレさんの「知恵泉」に、2週にわたってお邪魔している、と思います。

<NHK Eテレ「知恵泉」>
2025年8月19日(火)22時00分〜22時45分 *高校野球による遅延可能性アリ

 (フランソワ・カロン、ヘンドリック・ドゥーフ)
2025年8月26日(火)22時00分〜22時45分
 (この回の内容はまだ公開されていない模様)

両方とも、私は長崎出島のロケ・パートに出ていますので、もしかしたら出演時間自体は短いやも知れません。しかし、それにしてもカロンやドゥーフがテレビ番組に取り上げられるなんて、本当にビックリです。これはもう、快挙と捉えて宜しいでしょう。常々主張している通り、ドゥーフは江戸時代を通して来日した外国人の中で、おそらく最も重要な人物です。彼がいなければ、江戸時代後期は大きく変わっていたことでしょう。もちろん、悪い方に、です。

2. NHK総合「有吉のお金発見 突撃!カネオくん」(2025年8月24日放送)に出演予定

珍しく、立て続けにテレビ出演予告です。日曜日の夕方にNHK総合で放送されている「突撃!カネオくん」の特番で、ちょっとだけ喋っている予定です。

<NHK総合「有吉のお金発見 突撃!カネオくん」>
2025年8月24日(日)17時00分〜18時45分


私の喋ってるのは、瓦版を取り上げたパートになっていると思われます。コチラもどの程度出ているかは知りませんが、ご都合宜しければご覧下さい。

3. PHP研究所『歴史街道』(2025年9月号)に瓦版記事

『歴史街道』(2025年9月号)に、幕末期の瓦版に関する文章を書きました。

「瓦版」が描いた幕末(118〜123ページ)

6ページ。全てフルカラーで、瓦版の画像もとても綺麗に印刷されています。いやもう、「分鳥 一名サツ鳥」は、何度見ても惚れ惚れ。オフセット印刷されていても、本当に麗しい。そして、実物は更に更に見事な摺りなのです。画力含めて、これは傑作瓦版の五本指に入れるべき逸品でしょう。

森田健司
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2025年07月27日

朝日新聞記事・蝶々夫人プログラム・ありえへん∞など

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50年、すなわち半世紀。半世紀以上生きてきて、「人生で初めて」な事象に遭遇することは稀ですけども、その稀なことが先日ありました。皆様は、ニホンノウサギを実際に目にしたことがありますでしょうか。ニホンノウサギ、漢字にすると日本野兎。私はこの野兎を、半世紀以上生きてきて初めて目撃しました。場所は群馬県の山中。なんとしなやかで逞しい兎であることか、と感激した次第です。日々老いに襲われる私めなのに、実は未体験な事象が数多く残されているのかも知れないことだなあ(詠嘆)。

1. 『朝日新聞』(2025年7月17日付)にインタビュー記事掲載

「明日へのLesson」という特集コーナーに、「CSR打ち出した江戸時代の思想家」というタイトルのインタビュー記事を掲載していただいています。石田梅岩に関する内容です。昨年の大学入学共通テストで、梅岩のことが出題されていて、それに関連して作られた記事とのことです。

字数も多い大きな記事で、梅岩の思想と現代的意義についても、極めて明快にまとめられています。これまでに梅岩関連で新聞紙から取材を受けたことは結構な回数ありますが、今回の記事が内容的にも最も充実しているように感じました。梅岩の思想は、使用されている用語がわかりやすいため、内容も理解しやすく思われがちですが、意外に手ごわいポイントが多くあります。特に、共同体の捉え方と倹約については、誤解すら散見されます。今回の記事は、長い時間を費やしてお話を聞いていただいたこともあり、この点が見事に整理されています。現代的感覚からは共感を得にくい宗教的な付随物を削り落としていただいている点も、読者フレンドリーだと感じます。

梅岩の思想に関心をお持ちの向きは、是非ともご覧下さい。下手に長い解説より、この記事を読む方が、梅岩に肉薄できると思います。

2. 新国立劇場『蝶々夫人』プログラムに寄稿

5月に新国立劇場で上演されたオペラ「ジャコモ・プッチーニ『蝶々夫人』」のプログラムに、文章を書きました。タイトルは、「『蝶々夫人』の時代背景――明治の長崎と外国人たち」です。内容は、まさにタイトル通りで、同作の舞台となっている時代と長崎という土地、加えて原作に強い影響を与えたピエール・ロチなどに関するものです。

3. テレビ東京「ありえへん∞世界」(2025年7月1日放送)で監修担当

歴史とか哲学ではなく、珍しく経済関連の話で監修を担当しました。「成田&村上のニッポンの未来を考えまSHOW」というコーナーです。具体的には税金の話が中心で、日本の消費税やらEUの付加価値税やら、法人税に関するものでした。

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次回は結構早めに更新予定です。いや、本当に。テレビ出演などの告知をしたいと思いますので(などと書きつつ、結局忘れてたらスミマセン)。

森田健司
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2025年01月15日

市民大学・大学院・時代考証など

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頑強ならざること、それは罪なのでしょうか。と、天に叫びたくなるぐらいド直球に流行病に罹患し、年末年始の貴重で愉快なお休みを、完全に喪失してしまったのでした。もうインフルエンザウイルス氏に対しては憎悪しか沸いてきません(大体そうでしょうけど)。結局発症から(ほぼ)完治まで12日ほどかかりました。病弱なる者にも光が当たりますように(ジョニ・ミッチェル風に)。

1. 生涯学習吹田市民大学、申込は17日(金)まで

生涯学習吹田市民大学の申込締切は2025年1月17日(金曜日)です。なお、定員を超えた場合は抽選になる模様、その点は予めご了承下さい。

<生涯学習吹田市民大学 第15回大阪学院大学講座>
心・文化・日常生活における情報などを「伝える」ということ

・ 演題:江戸時代の瓦版
・ 開催日:2025年2月1日(土曜日)
・ 開催時間:午後2時 から 午後3時30分 まで
・ 開催場所:大阪学院大学2号館地下1階教室
・ 受講料:500円

* 詳細についてはコチラを(pdfです)。
* お申込は、コチラのページから。

2. 大学院の担当講座に関して

明記するのを失念していましたが、大学院における私の担当講座は、2024年度から「比較文化研究」に変更となっています(以前は「多文化共生研究」)。大学院で当方の指導を希望される方は、願書を提出する前に一度メールにてご相談下さい。

3. 『新・暴れん坊将軍』(2025年1月4日放送)で時代考証を担当しました

久し振りに復活したかの時代劇に、時代考証として参加させていただきました。『暴れん坊将軍』に時代考証すべき箇所があるのか、と思われそうですが(実は私も当初そう思っていました)、実際は意外なぐらいやるべき作業が多くあり、勉強にもなりました。

娯楽時代劇には、史実を知らずして作られたファンタジーではなく、史実を知った上でのファンタジーであれば、編み込んでよいというのが私の持論です。この辺りのバランスが本当に難しいのですが、同時にそこが時代劇の面白みでもあるように感じています。

森田健司
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2024年12月21日

日本比較生活文化学会賞と生涯学習吹田市民大学

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このブログを更新するのは約一年振りという体たらく。SNSにはついていけず、それならばせめてブログだけでも、という思いから始めたはずなのに、やっぱり放置してしまうのが、わたし、わたしという怠惰な人間。もっとスローに生きたいのです、などというポリシーからであれば格好もつきますが、意外と何も考えていないのが真相であり、世間にはもう年末の風が。風の街。

1. 『異国人たちの江戸時代』(作品社)で日本比較生活文化学会賞を受賞

ただただ嬉しい事実。昨年、作品社さんから上梓しました『異国人たちの江戸時代』に、日本比較生活文化学会賞をいただきました。本当にありがたいことです。学会理事の先生方、学会員の皆様、編集を担当して下さった倉畑さん、そして作品社の皆様に心から御礼申し上げます。

『異国人たちの江戸時代』の第二刷、まだ在庫ありますので是非、お手に取っていただきたいと思います。全力で書いたものが評価されるのは、この上なく幸せです。この本、タイトルもとっても気に入っています。

2. 生涯学習吹田市民大学・申込受付中

来年2月1日、吹田市民大学の一講座に登壇いたします。講演などは結構頻繁に行っておりますが、開かれた市民講座は久し振りです。詳細は以下の通り。

<生涯学習吹田市民大学 第15回大阪学院大学講座>
心・文化・日常生活における情報などを「伝える」ということ

・ 演題:江戸時代の瓦版
・ 開催日:2025年2月1日(土曜日)
・ 開催時間:午後2時 から 午後3時30分 まで
・ 開催場所:大阪学院大学2号館地下1階教室
・ 受講料:500円

* 詳細についてはコチラを(pdfです)。
* お申込は、コチラのページから。

1時間30分、江戸時代の瓦版についてのみお話する講座です。これはもう絶対面白いに決まっていますね(自分のことながら)。江戸時代とかメディア史とかに興味ある方は、是非お越し下さい。瓦版のことなら、8時間でも10時間でも喋れますが、なんとかぎゅっと凝縮した内容にしようと思っています。

森田健司
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2023年12月27日

「英雄たちの選択」と「今年の3点」

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今年の秋を一言で表現するならば、おそらく「亀虫」ということになりましょう。何処に行っても、道路には見目麗しい緑色の彼らが転がっていました。それどころか、私の住処にも勢力を伸ばしていたようで、毎日窓の外には相当数確認できました。自然の恐ろしさと面白さを感じさせられます。あ、申し遅れましたが、今年の関西では亀虫の大量発生という事象が生起しておりました。

ところで、今夏から今秋にかけて彼方此方に姿を現した亀虫は、「ツヤアオカメムシ」と名付けられた連中であるそうで、ごく個人的な感性から述べると、彼らはあんまし怖くありません。しかし、毎年私の生活圏で結構な数を目にする「キマダラカメムシ」は、なんだか恐ろしく感じるのです。大きさの差でしょうかね。あと、彼らの「だるまさんが転んだ」を連想させる動きも怖い。なお、彼らの名称を漢字で表記すると、黄斑亀虫となり、より豪壮に思えます。表記によって印象は大いに変わるものですね。

1. NHK BS「英雄たちの選択」(2023年12月13日放送)に出演しました

今年はほぼ全てのテレビ出演オファーを辞退しておりましたが、この番組だけお邪魔しました。テーマは「幕末最強!庄内藩の戊辰戦争〜徳川四天王・酒井忠次の遺伝子〜」です。とても学ぶことが多く、楽しい収録でした。プロデューサーさん、ディレクターさん、メイクさん、その他スタッフの皆様に心より感謝致します。

なお、放送日はNHK BSが2023年12月13日、NHK BSP4Kが2023年12月6日でした。4Kですよ、すごいな(全然わかっていない者の発言)。

2. 朝日新聞「今年の3点」に『増補新版 現代語訳 墨夷応接録・英国策論』

皆様は12月23日(土)付の朝日新聞をご覧になられましたでしょうか。彼の新聞の読書面にて、朝日新聞書評委員の「今年の3点」という企画が行われておりますが、そこに私が編訳・校註・解説を手掛けた『増補新版 現代語訳 墨夷応接録・英国策論』の名が挙げられているのです。しかも、3点に加えて下さったのが、保阪正康さんなのです。大袈裟ではなく、私は失神しかけました。学生の頃の私に、「将来貴方の出版した本が、保阪さんによって今年の3点に選ばれますよ」と伝えたら、失神しかけるどころか、失神したことでしょう。本当に有り難うございます。真摯に近・現代史を再考されてきた保阪さんに選んでいただけることは、この上ない栄誉です。これはもう、賞をいただいたものと勝手に解釈したいと思います。

講評で特に嬉しかったのが、「サトウ著『英国策論』の訳文もわかりやすい」というお言葉です。悶えながら、あれでもないこれでもないと訳出した甲斐がありました。『英国策論』の日本語版は、文意が捉えにくい箇所も多く、わかりやすく、しかも現代の日本語に移すのは意外に骨の折れる作業でした。「わかりやすい」ものになっているとすれば、これ以上嬉しいことはありません。

3. 『異国人たちの江戸時代』+『増補新版 現代語訳 墨夷応接録・英国策論』発売中

そして、『異国人たちの江戸時代』も発売中です。第一印象で、とにかく分量がすごいという感想をたくさんお伝えいただいたこの本ですが、もちろん内容にも自信あります。江戸時代の日本見聞録を片っ端から読んできた私が、全力を傾注して完成させた本です。『増補新版 現代語訳 墨夷応接録・英国策論』共々、在庫のあるうちにお買い求めいただければ幸いです。

なお、『異国人たちの江戸時代』は、ただ見聞録を紹介した書ではなく、これまでの江戸時代観に修正を迫るものとして仕上げました。特に、江戸時代初期と中期の記述に、注目願えれば嬉しく思います。江戸時代は、何らかの「完成形」に向かって疾駆した時期のように(無意識理に)考えられることがありますが、私はそれに違和感を持っています。その違和感の理由も、本書で明示できたと自負しています。

森田健司
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