2021年04月04日

『なぜ名経営者は石田梅岩に学ぶのか?』韓国語版など

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明けましておめでとうございます(*注:本日4月4日)。半年に一度の更新としよう、などという決まりを作ったわけでもないのですが、結果として半年ぶりになっているので、おそらく目に見えぬ天の理が私をして怠惰な者とせしめておるのでしょう。それはともかく、スマホの「pho(ne)」の表記は「ホ」なのに、フィーチャー・フォンのそれは「フォ」ってどういうことなのか、と先日思い悩みました。必要なのは柔軟な頭。そういえば「live」も「ライヴ」より「ライブ」の方が増えてきたような。先祖返りの猛追。

1. 『なぜ名経営者は石田梅岩に学ぶのか?』の韓国語版刊行

私が横臥している間に、2015年にディスカヴァー・トゥエンティワンさんから出した『なぜ名経営者は石田梅岩に学ぶのか?』の韓国語版が刊行されたようです(出版社はMaekyung Publishingさん)。私は全く韓国語がわからないのですが、大変嬉しく思います。翻訳して下さった方、出版社さんと関係者の皆様に心より感謝申し上げる次第です。なお、本文は全く一緒ですが、著者メッセージだけ新規に付加されていると思います。

2. 『日刊県民福井』(2021年1月6日・7日付)にコメント

『日刊県民福井』の特集記事「アマビエ・ヒストリー」に、私のコメント(と写真)が掲載されています。3日連続の記事ですが、その第2回「庶民の遊び心を刺激」と第3回「江戸時代ほぼ”無名”」(2021年1月6日と7日)の分です。内容はタイトル通り「アマビエの歴史」で、なぜ有名になったのか、瓦版版行当時はどうだったのか、など色々書かれています。

3. 『東京新聞』(夕刊・2021年2月3日付)にコメント

コチラは『日刊県民福井』の「アマビエ・ヒストリー」3回分の要約版のようです。タイトルは「アマビエは江戸後期のフェイクニュース?」。私のコメントが載っています。

森田健司
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2020年10月12日

過ぎ去りし夏と諸々の覚書

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いつの間にやら終わっていた夏、という表現がこれ以上相応しい夏はあっただろうか、と言いたくなるほどの何もない夏でした。大学にもほとんど行けなかったわけですが、私にとってちょっとした発見があったので、ご報告いたします。それは何かと申しますと、ズバリ、ミンミンゼミです。今年、奉職16年目にして、勤務校キャンパスで初めてミンミンゼミを見付けました。

関東や東北の方は、「それのどこが驚くべきポイントなのか」と訝しむかも知れませんが、近畿においては、ミンミンゼミは疑念の余地なくレアキャラです。ごく限られた場所でしか見られない種なのですね。今年の8月下旬の夕刻、そのオスを見付けたわけです。しかし、全然周囲に人がいなかったため、私はこの感動を分かち合うこともできず、静かに帰路についたのでした。悲哀。終わり。

1. 『郷土史大系 宗教・教育・芸能・地域文化』(朝倉書店)刊行

めちゃくちゃ分厚く重い本で、情報量も凄まじい一冊です。私は、「心学」の箇所を担当させていただきました。4〜5年前に書いた原稿だったような気がします(記憶も曖昧)。民衆文化に関心を持つ方は、一度ご覧になって下さい。

2. PHP研究所『衆知』(2020年9-10月号)に記事

タイトルは「非常事態を生き抜く石門心学――石田梅岩『斉家論』より学ぶ」。カラー7ページで、ビジュアル面も豪華です。梅岩というと『都鄙問答』の話になってしまいがちですが、この記事で取り上げたのは『斉家論』のみです。コロナ禍と石門心学を絡めた記事で、ちょっと珍しい内容かも知れません。

3. 『北海道新聞』(2020年9月27日付)にインタビュー記事

日曜版の「時を訪ねて」というページに掲載いただいています。テーマは廃仏毀釈です。触れるのが容易ではないテーマですが、これもちょっと珍しい観点でお答えしています。清水寺の千体石仏群の大きな写真がインパクト大です。黙して語らず、されども言葉以上に雄弁なり。

4.「歴史秘話ヒストリア」(2020年9月2日放送)に出演

テーマは、「危機は海からやってきた 蒙古襲来とペリー来航」。出演と言いましても、私のパートは昨年放送されたペリー来航の回と同じものです。つまり、蒙古襲来の回と「2 in 1」になったバージョンでした。より詳しくペリー来航の真実を知りたいという方は、是非とも『現代語訳 墨夷応接録』をお読み下さい。宣伝です。

森田健司
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2020年08月13日

BSテレ東「大江戸かわら版ワイドショー」再々放送のお知らせ

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久し振りの更新かつ突然の話ではありますが、2017年に放送されたあの「大江戸かわら版ワイドショー」がまたも放送されますので、その件をお知らせしたいと思います。

BSテレ東「大江戸かわら版ワイドショー」
2020年8月16日(日)19時00分〜20時55分

2017年7月、2018年1月に続き、3度目の放送です。しかも、今までで一番良い時間帯をゲットしてのブロードキャスティングということで、これはもう色んな意味で素晴らしいことだと私は思うのです。まだご覧になっていない方はもちろん、今回が3回目になる方も是非ご覧下さい。

そして。瓦版ってオモロイね、もっと見てみたいなあ、となった方は、私めの最新刊『奇妙な瓦版の世界』(青幻舎)をお買い求めいただけると幸せになると思います(主に私が)。amazonさんや、リアル書店さんなどでご検討下さい。

他にも書いておきたいことがあったような気がするのですが、それはまた今度にしたいと思いますので、次回更新はかなり近いうちに行われると思われます。ほんまかいな。

森田健司
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