2025年07月27日

朝日新聞記事・蝶々夫人プログラム・ありえへん∞など

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50年、すなわち半世紀。半世紀以上生きてきて、「人生で初めて」な事象に遭遇することは稀ですけども、その稀なことが先日ありました。皆様は、ニホンノウサギを実際に目にしたことがありますでしょうか。ニホンノウサギ、漢字にすると日本野兎。私はこの野兎を、半世紀以上生きてきて初めて目撃しました。場所は群馬県の山中。なんとしなやかで逞しい兎であることか、と感激した次第です。日々老いに襲われる私めなのに、実は未体験な事象が数多く残されているのかも知れないことだなあ(詠嘆)。

1. 『朝日新聞』(2025年7月17日付)にインタビュー記事掲載

「明日へのLesson」という特集コーナーに、「CSR打ち出した江戸時代の思想家」というタイトルのインタビュー記事を掲載していただいています。石田梅岩に関する内容です。昨年の大学入学共通テストで、梅岩のことが出題されていて、それに関連して作られた記事とのことです。

字数も多い大きな記事で、梅岩の思想と現代的意義についても、極めて明快にまとめられています。これまでに梅岩関連で新聞紙から取材を受けたことは結構な回数ありますが、今回の記事が内容的にも最も充実しているように感じました。梅岩の思想は、使用されている用語がわかりやすいため、内容も理解しやすく思われがちですが、意外に手ごわいポイントが多くあります。特に、共同体の捉え方と倹約については、誤解すら散見されます。今回の記事は、長い時間を費やしてお話を聞いていただいたこともあり、この点が見事に整理されています。現代的感覚からは共感を得にくい宗教的な付随物を削り落としていただいている点も、読者フレンドリーだと感じます。

梅岩の思想に関心をお持ちの向きは、是非ともご覧下さい。下手に長い解説より、この記事を読む方が、梅岩に肉薄できると思います。

2. 新国立劇場『蝶々夫人』プログラムに寄稿

5月に新国立劇場で上演されたオペラ「ジャコモ・プッチーニ『蝶々夫人』」のプログラムに、文章を書きました。タイトルは、「『蝶々夫人』の時代背景――明治の長崎と外国人たち」です。内容は、まさにタイトル通りで、同作の舞台となっている時代と長崎という土地、加えて原作に強い影響を与えたピエール・ロチなどに関するものです。

3. テレビ東京「ありえへん∞世界」(2025年7月1日放送)で監修担当

歴史とか哲学ではなく、珍しく経済関連の話で監修を担当しました。「成田&村上のニッポンの未来を考えまSHOW」というコーナーです。具体的には税金の話が中心で、日本の消費税やらEUの付加価値税やら、法人税に関するものでした。

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次回は結構早めに更新予定です。いや、本当に。テレビ出演などの告知をしたいと思いますので(などと書きつつ、結局忘れてたらスミマセン)。

森田健司
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2025年01月15日

市民大学・大学院・時代考証など

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頑強ならざること、それは罪なのでしょうか。と、天に叫びたくなるぐらいド直球に流行病に罹患し、年末年始の貴重で愉快なお休みを、完全に喪失してしまったのでした。もうインフルエンザウイルス氏に対しては憎悪しか沸いてきません(大体そうでしょうけど)。結局発症から(ほぼ)完治まで12日ほどかかりました。病弱なる者にも光が当たりますように(ジョニ・ミッチェル風に)。

1. 生涯学習吹田市民大学、申込は17日(金)まで

生涯学習吹田市民大学の申込締切は2025年1月17日(金曜日)です。なお、定員を超えた場合は抽選になる模様、その点は予めご了承下さい。

<生涯学習吹田市民大学 第15回大阪学院大学講座>
心・文化・日常生活における情報などを「伝える」ということ

・ 演題:江戸時代の瓦版
・ 開催日:2025年2月1日(土曜日)
・ 開催時間:午後2時 から 午後3時30分 まで
・ 開催場所:大阪学院大学2号館地下1階教室
・ 受講料:500円

* 詳細についてはコチラを(pdfです)。
* お申込は、コチラのページから。

2. 大学院の担当講座に関して

明記するのを失念していましたが、大学院における私の担当講座は、2024年度から「比較文化研究」に変更となっています(以前は「多文化共生研究」)。大学院で当方の指導を希望される方は、願書を提出する前に一度メールにてご相談下さい。

3. 『新・暴れん坊将軍』(2025年1月4日放送)で時代考証を担当しました

久し振りに復活したかの時代劇に、時代考証として参加させていただきました。『暴れん坊将軍』に時代考証すべき箇所があるのか、と思われそうですが(実は私も当初そう思っていました)、実際は意外なぐらいやるべき作業が多くあり、勉強にもなりました。

娯楽時代劇には、史実を知らずして作られたファンタジーではなく、史実を知った上でのファンタジーであれば、編み込んでよいというのが私の持論です。この辺りのバランスが本当に難しいのですが、同時にそこが時代劇の面白みでもあるように感じています。

森田健司
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2024年12月21日

日本比較生活文化学会賞と生涯学習吹田市民大学

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このブログを更新するのは約一年振りという体たらく。SNSにはついていけず、それならばせめてブログだけでも、という思いから始めたはずなのに、やっぱり放置してしまうのが、わたし、わたしという怠惰な人間。もっとスローに生きたいのです、などというポリシーからであれば格好もつきますが、意外と何も考えていないのが真相であり、世間にはもう年末の風が。風の街。

1. 『異国人たちの江戸時代』(作品社)で日本比較生活文化学会賞を受賞

ただただ嬉しい事実。昨年、作品社さんから上梓しました『異国人たちの江戸時代』に、日本比較生活文化学会賞をいただきました。本当にありがたいことです。学会理事の先生方、学会員の皆様、編集を担当して下さった倉畑さん、そして作品社の皆様に心から御礼申し上げます。

『異国人たちの江戸時代』の第二刷、まだ在庫ありますので是非、お手に取っていただきたいと思います。全力で書いたものが評価されるのは、この上なく幸せです。この本、タイトルもとっても気に入っています。

2. 生涯学習吹田市民大学・申込受付中

来年2月1日、吹田市民大学の一講座に登壇いたします。講演などは結構頻繁に行っておりますが、開かれた市民講座は久し振りです。詳細は以下の通り。

<生涯学習吹田市民大学 第15回大阪学院大学講座>
心・文化・日常生活における情報などを「伝える」ということ

・ 演題:江戸時代の瓦版
・ 開催日:2025年2月1日(土曜日)
・ 開催時間:午後2時 から 午後3時30分 まで
・ 開催場所:大阪学院大学2号館地下1階教室
・ 受講料:500円

* 詳細についてはコチラを(pdfです)。
* お申込は、コチラのページから。

1時間30分、江戸時代の瓦版についてのみお話する講座です。これはもう絶対面白いに決まっていますね(自分のことながら)。江戸時代とかメディア史とかに興味ある方は、是非お越し下さい。瓦版のことなら、8時間でも10時間でも喋れますが、なんとかぎゅっと凝縮した内容にしようと思っています。

森田健司
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