2022年12月11日

週刊現代「『お江戸の瓦版』で世相を読む」

20221211.jpg

気が付けば師走。時の流れが速いのか、自らの歩みが遅いのか、判断に困るところではありますが。などと全く意味のない文章を打ちつつ、今回は一点告知がありまして更新するに至りました。

・ 講談社『週刊現代』(2022年12/10・12/17号)に瓦版記事

週刊現代』(2022年12/10・12/17号/12月7日発売)掲載の記事「『お江戸の瓦版』で世相を読む」において、江戸時代の瓦版について解説を行いました。フルカラーで、しかも8ページ記事。

結構たくさん瓦版の画像も掲載されていますので、是非ご覧下さい。

森田健司
posted by km at 00:00| 御知らせ

2022年10月31日

テレビ出演など諸々の覚書

20221031.jpg

大学図書館の地下書庫という場所は、兎にも角にも魅力に溢れていて、それはもう、入る度に「ずっとここにいようかな、ここで暮らしても構わないかも知れないかも」などと思ってしまうほどです。しかし、書棚の狭間を徘徊している最中、突然他者に出会うとビックリしますね(大学図書館あるある)。

それはそうと、気が付くと全く本ブログを更新しておりませんでした。稀にご覧下さっているという方々には、お詫び申し上げる次第です。なんと、今年2022年に入って一度も内容が加えられていないわけで、これはもはや存在意義に疑念が呈せられてもおかしくありません。書くべきことやら、書きたいことは盛り沢山なのですが・・・どうにも怠けてしまいまして。これからはもっともっと更新できるよう、鋭意(以下略)。

1. テレビ朝日「歴史の専門家が選ぶ 難攻不落!最強の城総選挙」(2022年9月26日)に出演

コロナ禍もありしばらく控えていましたが、久しぶりにテレビに出演しました。しかし何故、森田がお城の番組に?それは私が最も疑問に思うところなので、ご質問下さいませぬよう。麗しい竹田城跡(兵庫県朝来市)に関するロケのパートに出て、歩いたり喋ったりしました。

2. BS松竹東急「号外!日本史スクープ砲」(2022年10月23日)に出演

コチラはzoomによるリモート出演(というのでしょうか)でした。この回のテーマは「最後のサムライ河井継之助 知られざる実像」。山田方谷や陽明学のことを喋っていた辺りが使われていたように記憶しています。しかし、朱子学の話は一切取り扱われてなかったと思うので、いきなり陽明学が出てきても意味不明だったかも知れません。なお、この番組における継之助の評価と、私のそれはちょっとだけ違うものであることを言明しておきます。

3. ロータリーの友事務所『ロータリーの友』(2022年1月1日号)講演記録収録

今年の初めまで遡りますが、以前ロータリークラブさんで行った講演のレポートが掲載されています。タイトルは「CSR/SDGsの時代に考える職業奉仕」。江戸時代の商家の家訓や、石田梅岩の思想などをお話ししました。

-----

以上、順不同で記録していたことを書き連ねました。何か他にもあった気がしますが、思い出せないのでこれで大丈夫でしょう。なお、次回は一つお知らせすべきこともありますので、それほど間を開けずに更新するつもりです(否、更新します)。

森田健司
posted by km at 00:00| 御知らせ

2021年12月22日

監修を担当した「音のVR バーチャル浮世絵」が公開されました

20211222.jpg

先日、KDDIさんから「音のVR バーチャル浮世絵」がリリースされましたが、皆様、既にご覧になられましたでしょうか?なんと、光栄なことに、このコンテンツの「江戸文化監修」、私めが担当させていただきました。

音のアプリ 葛飾北斎 歌川広重

詳細は上記リンク先でご確認いただきたく思いますが、折角なので、説明を下に引用しておきます。

VR空間上に登場する葛飾北斎の代表作「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」、歌川広重の代表作「東都名所 日本橋真景并ニ魚市全図」の絵の各所に近づくと、波の音や江戸っ子たちの声など、実際に絵の世界に飛び込んだかのような感覚をお楽しみいただけます。

詰まるところ、動いたり、音や声が出たりするカッチョイイ浮世絵という感じですが、最新テクノロジーを惜しみなく投入したことにより、没入感バリバリに江戸体験ができる訳です。・・・などと、よくわからない説明を加えてしまいましたが、それは無理もないところであり、実は私めはまだ実際に確認できていないからなのです。現在はiPhone版だけのようで、私が所持しているスマホにはまだ対応しておりません(しかし、近日中にandroid版もリリース予定とのことです)。iPhoneお持ちの皆様は、是非ともご体験下さい。

更なる紹介記事も貼り付けておきます。

北斎、広重の浮世絵から江戸の喧騒が聞こえる!知的好奇心を刺激する音のVRの世界

浮世絵大好きな皆様も、今はまだそれほど興味がない方々も、きっと楽しめるコンテンツになっていると思います。「東都名所 日本橋真景并ニ魚市全図」に描かれた人々が何を喋っているのか、細かく聞いてみて下さい。江戸後期の庶民文化が、ぐぐっと身近なものに感じられると思います。

森田健司
posted by km at 00:00| 御知らせ