2021年12月22日

監修を担当した「音のVR バーチャル浮世絵」が公開されました

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先日、KDDIさんから「音のVR バーチャル浮世絵」がリリースされましたが、皆様、既にご覧になられましたでしょうか?なんと、光栄なことに、このコンテンツの「江戸文化監修」、私めが担当させていただきました。

音のアプリ 葛飾北斎 歌川広重

詳細は上記リンク先でご確認いただきたく思いますが、折角なので、説明を下に引用しておきます。

VR空間上に登場する葛飾北斎の代表作「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」、歌川広重の代表作「東都名所 日本橋真景并ニ魚市全図」の絵の各所に近づくと、波の音や江戸っ子たちの声など、実際に絵の世界に飛び込んだかのような感覚をお楽しみいただけます。

詰まるところ、動いたり、音や声が出たりするカッチョイイ浮世絵という感じですが、最新テクノロジーを惜しみなく投入したことにより、没入感バリバリに江戸体験ができる訳です。・・・などと、よくわからない説明を加えてしまいましたが、それは無理もないところであり、実は私めはまだ実際に確認できていないからなのです。現在はiPhone版だけのようで、私が所持しているスマホにはまだ対応しておりません(しかし、近日中にandroid版もリリース予定とのことです)。iPhoneお持ちの皆様は、是非ともご体験下さい。

更なる紹介記事も貼り付けておきます。

北斎、広重の浮世絵から江戸の喧騒が聞こえる!知的好奇心を刺激する音のVRの世界

浮世絵大好きな皆様も、今はまだそれほど興味がない方々も、きっと楽しめるコンテンツになっていると思います。「東都名所 日本橋真景并ニ魚市全図」に描かれた人々が何を喋っているのか、細かく聞いてみて下さい。江戸後期の庶民文化が、ぐぐっと身近なものに感じられると思います。

森田健司
posted by km at 00:00| 御知らせ